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― 江戸ワンダーランド日光江戸村と料理監修冬木れいの思想 ―

江戸ワンダーランド日光江戸村の料理は、
「美味しさ」を追い求める以前に、
江戸という時代を、正しく敬うことから始まります。

江戸の町は、世界各国の中でも最も早く100万人もの住民が暮らす大都市となり、
里山と江戸の町をつなげ人と物資の往来をさせました。
様々な山の幸、海の幸と季節の恵み、そして水。
その中で、知恵と工夫を尽くし、身体を労わる食を日々の暮らしとして築いてきました。

そして江戸料理監修を務める
料理研究家・国際薬膳師 冬木れい氏は、
「江戸料理とは、滋養であり、暮らしそのもの」であると考えています。

江戸時代の料理書に目を通すと、
そこに記されているのは、豪奢な饗宴ではなく、
身体の調子を整え、明日を生きるための料理でした。
冬木れい氏はそれらの記述を丹念に読み解き、
当時の人々の息遣いに耳を澄ませながら、
一皿一皿を現代に甦らせています。

日本そば藪の写真

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日本そば藪

そば屋は、江戸の職人たちの社交場でもあります。
薮のなかにあったという店名の由来にちなみ、
店内には薮のあしらいが置かれています。
一番人気のメニューは、名代かき揚げそば。
醤油の麺つゆが普及する以前に食べられていた
「味噌だれ」での食べ比べも楽しいですよ。
炭火焼 山くじらの写真

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炭火焼 山くじら

肉食が禁忌とされていた江戸時代、猪肉を山鯨(やまくじら)と
隠語で呼び食べていたのは店名の由来です。
お店の名物は、すべて国産肉の鶏や、鴨を中心にした大串の串焼き。いつも商家街に香ばしい香りが立ちのぼっています。
熱々のご飯と一緒に供される各種の丼も見逃せません。

調理において、化学調味料や人工添加物は使用しません。
それは「制限」ではなく、素材と向き合うための、最も誠実な選択だからです。
国産の食材を選び自家製で仕込み、素材が持つ力を、静かに引き出していきます。

料理に欠かせない水もまた、重要な素材です。
当施設の料理は、敷地内の直水源から湧き出る天然の清らかな水によって支えられています。
出汁の輪郭、煮物の余韻、麺ののど越し——
そのすべてに、水の質が映し出されています。

江戸の料理は、派手さを誇るものではありません。

信濃屋の写真

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信濃屋

遊び疲れたら、ちょっと一息入れたくなるのは江戸時代でも一緒。
江戸の甘味処信濃屋では、日光の天然水で入れた水出しの
美味しいコーヒーやお茶にあんみつ、
わらび餅といった和スイーツをご用意しています。
風情ある店内で、ごゆるりとお寛ぎください。
竈屋の写真

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竈屋

店先の団子屋台が目印で、団子目当ての江戸っ子たちで店先が賑わっていることも。
店内では、牛すじの土手めしや湯葉めしなど、江戸の商人の
お腹も心も満たすボリューム満点のメニューが揃っています。

しかしそこには、「食べる人を想う心」と「今日を健やかに生きるための知恵」が、確かに息づいています。

江戸ワンダーランド日光江戸村の一膳は、過去を懐かしむための再現ではなく、
江戸の思想を、今の時代に手渡すための料理です。

どうぞ一口ごとに、江戸の台所に込められた想いを、感じてみてください。

きゅうやまの写真

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きゅうやま

夏は日光天然氷のかき氷が大人気です。
冬場に低温の氷室で時間をかけて凍った氷を
削って作るかき氷は、ふわふわで夏に最高の逸品です。
また、忍者まん、いのししまんなど、
江戸ワンダーランドならではの肉まんもぜひお試しあれ!

その他のお食事処

「しのび亭」「両国亭」「抹茶庵」など、江戸ワンダーランドにはテイクアウト中心のお店もあります。
日光天然氷のかき氷やソフトクリーム、串団子などなど、食べ歩きをお楽しみください。

しのび亭

両国亭

抹茶庵