EDO is the Answer.「江戸に答えあり」 江戸生活文化伝承館

江戸生活文化伝承館 MODERN EDO-TECH MUSEUM

江戸生活文化伝承館に展示した日用品はすべて江戸から伝わる技術をうけついだ職人さんが手作りした国産品です。化粧の紅・紅猪口、線香花火、藍染、江戸切子、打刃物、櫛、箒、日本刀と爪切り、団扇、刷毛・刷子をそろえています。色も鮮やか、カタチも洗練され、見るからに手のこんだ仕事から産まれた逸品を、回廊形式の館内に、斬新な空間演出でお見せいたします。それはミュージアムとギャラリーがひとつになった本邦初の美と技の殿堂です。EDO IS THE ANSWER.ここに、理想の生活文化の答えがあります。

櫛・風鈴

▼ クリックしてご覧あれ ▼

  • 芸術で飾る団扇
  • 刃物屋の職商法
  • 化粧品のルーツ
  • 刷毛の昔と未来
  • くしひとつに命
  • 江戸花火の復活
  • ウォールマガジン
  • 元祖座敷箒の形
  • 藍染の宇宙空間
  • スタッフ
  • 日本刀と爪切り
  • 世界一の硝子器

団扇と版元

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マーチャンダイズの先駆け!伝承館中最もアート色の強いブース。それもそのはず、製造元の伊場仙は江戸時代に初代豊国、国芳、広重の版元であった。だからお抱えの浮世絵師の作品で団扇をデザインした。しかも、絵は主に男女の恋愛をテーマにしている。団扇は革命的なメディアとなった。当時の文化や流行をいまに伝えてもいる。

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店舗情報

[伊場仙]

家康とともに江戸にあがり、天正18年(1590年)、幕府御用達の和紙、竹細工屋として、日本橋小舟町で開業。江戸後期に団扇屋となる。日本橋で、生粋の江戸生活文化を継承する老舗中の老舗。代表の吉田誠男氏は14代目。

所在地東京都中央区日本橋小舟町
4番1号伊場仙ビル1階
電話番号03-3664-9261
営業時間10:00~18:00
土曜日営業の時:11:00~17:00
(4月1日~8月30日まで)
定休日日曜日・祝祭日

打刃物

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一生ものの道具こそ、必需品!伝統への徹底したこだわりが店構えから店内の空間構成、品揃えまで、驚きをもって見れる刃物屋の老舗うぶけやは、江戸生活文化の真髄といえる。ブースでは、人形町の店舗の空間美を再現し、職人技の精巧さをあらわす鋏、包丁の名品を展示。

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店舗情報

[うぶけや]

天明3年(1783年)、大阪で開業。
1800年代に入り、上京、日本橋堀留町に江戸店を構えたときから、店の歴史ははじまった。
職人の作る刃物を店の工房で研ぎ、自ら売る職商人を代々つづけている。

所在地東京都中央区日本橋人形町3-9-2
電話番号03-3661-4851
営業時間9:00〜18:00 (土曜〜17:00)
定休日日曜日、祝祭日

紅・紅猪口

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女性に夢を与えた紅!伊勢半本店は日本最古の女性化粧品のメーカー。玉虫色に輝くその口紅は、紅花からうまれた。江戸期に化粧は庶民にも広まり、女性にとって憧れの文化となり、化粧だけでなく、器の美しさも人気となる。ブースには紅の器、紅の加工工程の写真、化粧術の映像、紅と伝統儀式の解説パネルらを展示。

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店舗情報

[伊勢半]

文政8年(1825年)、日本橋の小舟町で創業。現在は青山に紅ミュージアムを構え、現代化粧品も製造している。江戸ワンダーランド日光江戸村内の商家街で伊勢半本店指導による化粧の体験も行っている。

伊勢半本店 紅ミュージアム

所在地東京都港区南青山6-6-20
K’s南青山ビル1F
電話番号03-5467-3735
開館時間10:00~18:00 (入館は17:30まで)
※ただし、企画展開催中は開館時間に
変更が生じる場合がございます。
休館日月曜日、年末年始 (月曜日が祝日または振替休日の場合は翌日休館)

刷毛・刷子

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江戸の技は未来に通じる!最後となるブースは将軍家お墨付きの刷毛屋であった江戸屋が登場。いまも昔ながらに材料は馬、豚、山羊の毛を使う。300年つづいてこれたのは、手の込んだ製造方を守り続けてきたから。江戸伝来ものからハイテクのメカにも使われるブラシまで、老舗の前進する技術を江戸屋店舗に似せた空間に展示。

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店舗情報

[江戸屋]

はじまりは初代が七代目将軍家のお抱え刷り師になってから。享保3年(1718年)には、将軍家から「江戸屋」の屋号を授かり、江戸刷毛の専門店として、日本橋大伝馬町で創業。実に300年の歴史を誇る。

所在地東京都中央区日本橋大伝馬町
2番16号
電話番号03-3664-5671
営業時間9:00〜17:00
定休日土曜日・日曜日・祝祭日

櫛

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伝えたい、この技を!若者たちに。職人として伝統を継ぐ4代目の若い当主は、浅草伝法院通りに構える店で自ら櫛作りを実演している。櫛の材料は薩摩柘植、細やかな目に削る道具は「トサク」という植物を使う。ブースでは、手わざが生み出す精巧極まる櫛をモダンアートのインスタレーションのように見せる。

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店舗情報

[よのや櫛舗]

創業は、本郷で、享保2年(1717年)。大正初期に浅草で継承。4代目の齋藤悠さんは、職人仕事が廃れていく時代に、浅草で、若い世代に伝統を伝えていこうと志ざしている。

所在地東京都台東区浅草1-37-10
電話番号03-3844-1755
営業時間10:30~18:00
定休日水曜日

線香花火

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260年の平和の象徴!江戸にはじまる線香花火は、点火から火種が落ちるまで、牡丹、松葉、柳、散り菊と美しい舞を見せる芸術品だ。しかし、その何百年とつづいた線香花火の伝統も、外国産にやられ、国産は平成10年絶滅。山縣商店は3年かけて、江戸伝統製造を復活させた。ブースでは花火の映像も観れる。

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店舗情報

[山縣商店]

大正3年(1914年)蔵前で創業。蔵前で100年の歴史を持つ玩具商店。
国産の線香花火を製造販売しているのは山縣商店だけ。大江戸線開通記念に伝統の大江戸花火を売り出した。
いまも蔵前に店舗を構え、店内はちょっとした「昭和」のレトロミュージアムのようだ。

所在地東京都台東区蔵前2-2-2
電話番号03-3862-3927
営業時間平日:9:00~17:00
土曜:9:00~昼頃 (7・8月のみ)
定休日土曜日・日曜日・祝祭日

ウォールマガジン

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本邦初の江戸生活文化史、必見!回廊式の伝承館の長い廊下の壁面を飾るマガジン。職人たちの手仕事の真剣さ、老舗の店構えの古風さ、江戸っ子の旦那衆の風格に迫った写真、職人魂を伝える語り、そして、江戸の生活文化を総括した絵入り年表と、ここにEDO IS THE ANSWERの真髄あり。

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[スタッフ]

ディレクション森永博志
撮影関口照生
テキスト浅井直子
年表手描き早乙女道春
デザイン藤井レオ

箒

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長持ちしなけりゃ、価値なし。いまやロボットが掃除をする時代。しかし、ロボットはいつか壊れる。職人は長持ちする道具を作ってきた。白木屋の箒は、10年かかり一人前になる仕事師が作るから、丈夫だ。ブースでは、材料となるホウキモロコシの刈り入れから白木屋が元祖となる座敷箒の製造過程を映像でも見せる。

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店舗情報

[白木屋中村傳兵衛商店]

天保元年(1830年)、銀座で創業。元々は豊作祈願の神事の道具だった箒を、白木屋が座敷をはく江戸箒にした。それは畳が普及した江戸中期のことだった。

所在地東京都中央区京橋3-9-8
白伝ビル1F
電話番号03-3563-1771
営業時間月~土 10:00~19:00
定休日日曜日、祝祭日

藍染

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いま、世界で静かなブーム!200年前に藍熊染料ははじめ漢方薬屋として開業した。3代目が、古布から藍分を取り出すことに成功し、4代目から藍染染料の専門店に。以後、絶えず、伝統と革新を融合し、ブースでは最新科学の産物のナノ繊維を藍染し、美しい宇宙空間を創出している。原料となる植物も展示。

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店舗情報

[藍熊染料]

文政元年(1818年)に、浅草雷門で創業。藍染だけでなく植物染料に関する多数の染料と道具を揃えている。
いまは、海外からも染料を買いに来る。
4代目が開発した誰でもできる大和藍が若者に人気だ。

所在地東京都台東区雷門1-5-1
電話番号03-3841-5760
営業時間9:00~17:00
定休日土曜日・日曜日・祝祭日

江戸生活文化伝承館 スタッフ

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【出展協力(展示順)】

紅・紅猪口伊勢半本店社長澤田晴子
線香花火山縣商店会長山縣常浩
藍染藍熊染料社長保田英太
江戸切子華硝取締役熊倉千砂都
打刃物うぶけや八代当主矢崎 豊
よのや櫛舗四代目当主斎藤 悠
白木屋中村傳兵衛商店七代目中村 悟
団扇と版元伊場仙十四代目吉田誠男
日本刀と爪切り菊一文字社長泉 将利
刷毛・刷子江戸屋社長濱田捷利

【制作スタッフ】

エクゼクティブ・プロデュースユキリョウイチ
クリエイティブ・プロデュース森永博志
ブース・デザイン片山英治(空間&グラフィック)
佐藤昌子
フォトグラフ関口照生
TAKAMURADAISUKE
吉村仁
映像(線香花火ブース)中野裕之
早川大介
ロゴ・デザイン金田遼平

日本刀と爪切り

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武器から日用品に!賢明な答え。日本の刀鍛冶が世界に誇る匠であったことはよく知られているが、その技術は消えてしまったわけではなく、海外でも人気の爪切りに応用されている。伝承館では、この技術革新に注目し、刀から爪切りへという文明のシフトを京都の名門、菊一文字の協力のもと、インスタレーションにした。

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店舗情報

[菊一文字]

700年前、後鳥羽上皇期に京都にいた刀匠の元祖則宗を始祖とする。明治期まで、多数の名刀を製造していたが、以後、作刀から日用刃物の製造に変わった。爪切りがヒットした。

所在地京都市中京区三条通寺町 東入る石橋町14
電話番号075-221-0077
営業時間 11:00~18:00
(日曜日は12:00より営業)
定休日木曜日

江戸切子

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江戸の美意識にタッチ!その美しさは宝石に勝る。しかし、華硝の江戸切子は、触ったときの艶やかな感触こそが魅力。磨きには薬品を使わず、製造工程はすべて手仕事。伝統製造技能にこだわりながらも、デザインは斬新を心がけ、日本ばかりでなく、海外にも多くの顧客を持つ。ブースでは器を見るだけでなく、触って、その艶やかな感触も体感できる。

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店舗情報

[華硝]

昭和21年(1946年)亀戸に工房設立。
タワシで磨いてもキズつかない製造技術から商いのポリシーまで、伝統を守り抜く姿勢に徹する。
亀戸に工房とショールームを構え、日本橋のショールームは江戸切子のミュージアムのようだ。

江戸切子の店 華硝 日本橋店

所在地東京都中央区日本橋本町3-6-5
電話番号03-6661-2781
営業時間平日 10:30~18:00
土・日・祝 11:30~17:00
定休日月曜日 祝日の場合には営業
(その場合には翌日火曜日がお休み)
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